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コーヒー物語

20091106

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コーヒー・コーヒーのバリエーション  ウィンナ・コーヒー

  コーヒー・コーヒーのバリエーション  ウィンナ・コーヒー
 
コーヒーのバリエーション ウィンナ・コーヒー

ウィンナー・コーヒー (Wiener Kaffee) は、
オーストリア発祥のコーヒーの飲み方のひとつ。
「ウィンナー(ヴィーナー)」とは「ウィーン風の」という意味。
漫画などで時折誤解されるような、
ウィンナーソーセージが付いてくるコーヒーのことではない。
日本では、濃く淹れたコーヒーにホイップクリームを浮かべたもの、
またはカップに入れたホイップクリームに熱いコーヒーを注いだものを
一般的に「ウィンナー・コーヒー」と称する。

アメリカ・イギリスでは、エスプレッソにホイップクリームを乗せた
エスプレッソ・コン・パンナ(Espresso con panna,
イタリア語でクリームを添えたエスプレッソの意)というものが、
同じくウィーン風コーヒーという意味であるカフェ・ヴィエンヌ (Café Vienne)
またはカフェ・ヴィエノワ (Café Viennois) と呼ばれることがある。

ウィーンには「ウィンナー・コーヒー」という名称のコーヒーは存在しない。
ウィーンの人々が日常的に多く飲んでいるのは、
エスプレッソと温かいミルクを加えた上にミルクの泡を乗せた
メランジェ(Melange, フランス語で「混ぜる」の意)という種類で、
カプチーノとほぼ同じものである。
ただし、メランジェのミルクの泡の代わりにホイップクリームを乗せたフランツィスカーナー (Franziskaner) と呼ばれるものが、
日本でいうウィンナー・コーヒーや前述のエスプレッソ・コン・パンナに近い。
この他、似たものにアインシュペナー(Einspänner, 一頭だての馬車の意)や
カフェー・ミット・シュラークオーバース (Kaffee mit Schlagobers) などがある。

アインシュペナーはコーヒーにほぼ同量の生クリームが乗っていて、
カップではなくグラスに注がれている。

カフェー・ミット・シュラークオーバースは、コーヒーカップとは別の器に砂糖をかけた
ホイップクリーム(シュラークオーバース)が添えられている。
オーストリアは地方によってもコーヒーの呼び名が違い、
また、コーヒーや入れるミルクの状態などによっても名前が変化する。

たとえばフェアレンゲルター(Verlängerter,「薄めたもの」の意)と呼ばれる
ミルク入りのコーヒーや、さらに温かいミルクを若干多めに入れた
ミルヒカフェー (Milchkaffee) がある。
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